サステナビリティの重要課題
TOPPANグループ サステナビリティの考え方
TOPPAN's Purpose「Breathing life into culture, with technology and heart. /人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」には、実現すべきサステナブルな社会で、TOPPANグループが永続的に果たす役割やポジションが示されています。事業活動を通じて社会に文化の息吹を吹き込み、物質的な豊かさだけではない心の豊かさを提供していくことが、TOPPANグループのサステナビリティ経営の核心です。この普遍的な考え方のもと、不確実性に満ちたグローバル社会・経済環境下において、グループで一貫性、整合性をもったサステナビリティ経営を推進していきます。
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■行動指針
行動指針とは、TOPPANグループで働く私たちが遵法精神と企業倫理に則って行動できるように、基本的な考え方や行動のあり方を定めたガイドラインです。私たちは、社会から信頼され尊敬され、その上で社会的価値創造企業であり続けられるよう、この行動指針をよく読み、その内容を理解した上で、行動指針に則って行動しています。
- 人権を尊重する
- 高い倫理観を持ち、良識ある社会人として行動する
- 法令および社内規程を遵守し、公正に業務を遂行する
- サステナブルな社会の実現のために、地球環境の保全に積極的に取り組む
- 品質の向上に努め、お客さまの満足に資する作品を提供する
- 人財の多様性を尊重し、心身ともに健康で働きがいを感じられる職場環境づくりに努める
- 変化を捉え、新たな可能性に挑戦する
- 事業に関わる情報および情報処理システムの重要性を認識し、適切に管理する
- 企業活動に重大な影響を及ぼす脅威に対して、組織的なリスク管理・危機管理を徹底する
- 社会貢献活動や適切な情報開示・対話を通じて、企業価値の向上を図る
TOPPANエッジの取り組み
■基本的な考え方
私たちは、社会課題の解決に資する事業の提供や、企業活動を通じた持続可能性の実現を目指しています。
事業活動により、社会、環境、経済の課題解決に貢献することが私たちの役割と認識し、私たちを取り巻く全てのステークホルダーから信頼され、ともに成長できる企業であり続けることを目指し、日々活動を行っています。
■重要課題
TOPPANグループの重要課題(マテリアリティ)を基軸とし、TOPPANエッジとして重点的に取り組むマテリアリティを設定しています。事業活動を通じた社会課題解決への貢献、企業全体で取り組むESGの取り組みについて、SDGsとの関係性を鑑みながらその活動の拡大と深化を進めています。
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サステナビリティの重要課題と関連するSDGs
| 重要課題 | 達成目標 | 関連するSDGsとターゲット | ||
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事業活動 |
本業を活かした 社会課題の解決 |
安全・安心なデジタル社会の実現 企業と生活者の橋渡し役として、デジタル技術の活用と盤石なセキュリティ体制を基軸とし、利便性を高めるプラットフォームやデジタル格差解消に役立つソリューションを提供します |
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社会全体の生産性向上 業務効率化やコスト削減、セキュリティの向上などにより、そこで働く人々のワーク・ライフ・バランス追求や社会全体の生産性向上実現を図ります |
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ヘルスケア・医療分野での課題解決 センシングなど自社技術を活かし、該当分野の課題解決に資するサービスの創出、既存ソリューションの拡大を推進します |
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| 地球環境の保全 |
環境に配慮した商品の拡大 環境に配慮した商品の数を増加するとともに、売上高における該当商品の比率を向上します |
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企業基盤 |
サーキュラーエコノミー実現への貢献 製品の省資源化、生産工程における工夫により「廃棄するモノ」を削減するとともに、マテリアルリサイクル率向上に取り組むなどサーキュラーエコノミー実現に貢献します |
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カーボンニュートラルの達成 カーボンニュートラルによる脱炭素社会の実現を目指し、目標達成に向けた活動を推進します |
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| 強靭な セキュリティ体制 |
最高水準のセキュリティ体制構築 情報セキュリティ・サイバーセキュリティ体制を常に最高水準に保ち、「情報」を生業とする企業の責任を果たします |
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| 実効性ある 事業継続計画 |
危機対応能力の強化 実効性の向上でさらに盤石な事業継続体制の構築を目指します |
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| 健康と安全 |
健康の質、職場の安全性向上 働く人々の健康の質の向上と徹底した安全対策により、安心な職場環境づくりを推進します |
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| 多様性 |
多様な人材が活躍する土壌づくり 多様な働き方を受容し成果の最大化を図ることで、誰もが働きがいを持ち活躍できる職場環境づくりを目指します 技術開発力の底上げのため、DX人材の雇用と育成を推進します |
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| 地域社会との協働 |
企業市民としての役割 地域社会の一員として、社会や地域に貢献する活動に積極的に取り組みます |
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■エンゲージメント
TOPPANグループは、ステークホルダーの皆さまに対して自らの意見を発信し、適切な情報開示を行うとともに、皆さまの声に耳を傾け、建設的な対話を通じて相互理解を深めていくことが重要であると認識しています。また、これを通じて、変化する社会からの要請を把握し、ステークホルダーの皆さまからの多様な期待やニーズを企業活動に反映し真摯に応えていくことで、社会から信頼を得られる企業でありたいと考えています。
幅広いステークホルダーの皆さまとの関係構築、維持・向上と協働を通じ、サステナブルな社会の実現を目指します。
TOPPANグループのエンゲージメントについては、サステナビリティレポートをご覧ください
TOPPANエッジ 主なエンゲージメント
●お客様
TOPPANエッジの強味を活かした価値の提供により、お客様のビジネスプロセス変革の推進を支援します。
- 商品に関する情報提供の機会増
ショールーム・ソリューションサイトの設置・運営 - 社会的価値創造に向けた共創
デジタル化の提案、推進
紙とデジタル 双方の強みを活かした提案活動
●ビジネスパートナー
持続可能な調達(サステナブル調達)活動を推進するため、主なビジネスパートナーと連携して取り組みの強化を図っています。
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●従業員
安全安心な職場環境を実現するため、基本的な人権を尊重し、健康管理や増進に向けた取り組みの充実に努めるとともに、働きがいある職場環境づくりを進めています。
従業員エンゲージメント調査
TOPPANエッジ及び子会社では、従業員エンゲージメントに関する調査を、2024年11月~12月に実施しました。
従業員エンゲージメントの状況を把握し、組織で社員が体験する領域(16領域)について「期待と実感のギャップ」を調査分析することにより、従業員エンゲージメントを向上させる、または阻害する原因を洗い出し、的確な施策の検討・実施・効果検証することを目指しています。
24年度エンゲージメントスコア 68.0 〈新中期経営計画 2025年度中期目標〉74.8※参考スコア 製造業平均64.9
※株式会社HRBrain EXIntelligenceサービスを利用。
組織状態を表す指標で、期待/実感がともに高く、ギャップが小さい場合、数値が最大化する
●社会・地域社会/行政・自治体
地域・社会に対する責任を果たすため、環境保全、災害時の共助、次世代育成支援を柱とした社会貢献活動を積極的に行っています
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社外からの評価
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「健康経営優良法人」に認定
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「ダイバーシティ経営企業100選」
に選出
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「えるぼし」に認定、
最高位の三つ星を取得
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「次世代認定マーク(愛称:くるみん)」
取得
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■「なでしこ銘柄」に7回認定
2013年度、2014年度、2015年度、2016年度、
2017年度、2018年度、2020年度 -
■EcoVadisなど評価機関対応について
2024年度より、TOPPANホールディングスで
一括受審となりました。





