ニュースリリース
「購入・所有」から「利用」へ、定額制で最新版を提供
国内初クラウド型IDカード発行サービス「ID職人Cloud」を販売
2020年3月19日
デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、国内初(※1)のクラウド型IDカード発行サービス「ID職人Cloud」を3月19日から販売します。本サービスは定額制(※2)で、券面レイアウト確認、データ管理などカード発行に必要な機能がクラウド上で利用できます。ユーザーはIDカード発行専用のパソコンやソフトを購入する必要がないためカード発行業務における初期投資額を最大で約75%削減することができます。現在、本サービスは先行販売中ですが、対応するICカードの規格を増やし、人名・地名表記用の外字機能を追加するなど機能向上を果たした最新版を同日から提供します。先行販売先のユーザー様も最新版をご利用いただけます。トッパンフォームズは本サービスによりIDカード発行業務におけるビジネスモデルを「システムの購入・所有」から「クラウドサービスの利用」に変えることで、企業や学校のコスト削減と業務効率化に貢献します。
※1 当社調べ(2020年3月19日現在)
※2カード代、インクリボン代は別料金

背景
就職率の上昇や転職の増加、大学の進学率の増加などから、近年社員証・学生証の市場は拡大しています。ただ従来のカード発行システムは、カード発行ソフトをインストールした専用パソコンとカードプリンターで構成されるスタンドアローン型のシステムが主流です。新年度の大量発行後は都度発行が必要なため導入費用が高く、また複数拠点でのデータの管理・共有も煩雑であることから、必要なときに必要な場所からカード発行できる新たなサービスが求められていました。
特長
- IDカード発行ソフトの基本機能が定額で安価に利用でき、従来型のシステムと比べて初期投資を大幅に削減。
- Webブラウザーからクラウド上でデータの保管・共有を行うため、離れた拠点間でのデータのやり取りやカード発行依頼などカード発行業務の効率化を実現。
- プリンタープランで、お客さま自身での発行とトッパンフォームズへの委託発行の両方に対応。業務の繁閑に合わせて柔軟に発行拠点の切り替えが可能。
- 非接触型ICカード規格はFeliCa(フェリカ)に加えて Mifare(マイフェア)が選択可能。人名・地名、単位記号の表記を広げる外字文字にも対応。
料金
プラン名 | 契約期間 | 月額利用料 | 初期設定費 |
---|---|---|---|
標準プラン |
1年 |
¥10,000 |
¥30,000 |
ボリュームプラン |
¥15,000 |
||
プリンタープラン |
5年 |
¥30,000 |
|
プリンターボリュームプラン |
¥35,000 |
標準プラン、プリンタープランは登録データ件数5,000名まで。
5,000名以上は各ボリュームプランでの契約となり、5,000名追加ごとに月額5,000円加算
今後の展開
「ID職人Cloud」は大学・金融機関での採用が決定しています。今後も本サービスをカード発行が必要な企業・大学に展開し、コスト削減と業務効率化に貢献してまいります。
売上目標は関連サービスを含め2021年度までに累計10億円です。
以上
■「ID職人Cloud」についてはソリューションサイトも併せてご覧ください。
https://solutions.toppan-edge.co.jp/solution/2198/
※「デジタルハイブリッド」「ID職人」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。
※その他記載された製品名などは各社の登録商標あるいは商標です。
TOPPANエッジ株式会社
経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>
※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。