ニュースリリース
国内初、マイナンバーカード、電子マネー決済、公的個人認証、ポイントの全てに対応した、NFCリーダー・ライターを発売
2015年10月9日
TFペイメントサービス株式会社
トッパン・フォームズ株式会社のグループ会社であるTFペイメントサービス株式会社(以下、TFPS)は、NFCリーダー・ライター「TC63CUT021」 (以下、本製品、オープン価格)がマイナンバー(社会保障・税番号)制度における「マイナンバーカード(個人番号カード)」に対応したことを発表します。本製品は電子マネー決済や公的個人認証サービスにおける必要基準である「FeliCa検定Mクラス」に対応済みであり、ソフトウエアのアップデートでマイナンバーカードに対応しました。クラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」を使った電子マネー決済(支払い、残高照会、チャージ)、マイナンバーを使った行政サービス、ポイントなどのマルチサービスに1台で対応できる点が大きな特長です。電子マネー決済とマイナンバーカードに対応したNFCリーダー・ライターは、本製品が国内初(当社調べ)となります。

マイナンバー制度は、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の行政機関が保有する個人情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。平成28年1月から、社会保障、税、災害対策の行政手続きでは、マイナンバーカードが必要になります。本製品がマイナンバーカードに対応することで、導入事業者様は低コスト・短納期でマイナンバー制度に係るサービスの開始が可能になります。TFPSでは、「シンカクラウド」を中心にNFC関連事業を成長させ、2017年度に20億円の売上を目指しています。
なお、TFPSでは今後、電子マネー事業者各社と協力し、マイナンバーカードを利用した消費税還付が実現した場合に、現金ではなく電子マネーにて還付する方式を検討していきます。
以上
※「Thincacloud/シンカクラウド」は、TFペイメントサービス株式会社の登録商標です。
※「FeliCa」は、ソニー株式会社の登録商標です。
※「FeliCa」は、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。
※その他製品名、サービス名などは、各社の商標または登録商標です。
参考情報
■NFC(Near Field Communication:ISO/IEC 18092、21481)について
全世界で20億個出荷されている「MIFARE」の開発元であるNXP Semiconductorsと、日本やアジアで普及し、4億個出荷されている「FeliCa」の開発元であるソニー株式会社が共同開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格で、2003年12月に国際標準規格(ISO/IEC)で認定されました。
【NFCの基本性能】
- カードエミュレーション
「FeliCa」や「MIFARE」などのICカードとして機能します。 - リーダー・ライターエミュレーション
「FeliCa」や「MIFARE」などのリーダー・ライターとして機能します。 - 端末間通信
NFC対応の機器間で、煩雑な機器間の認証操作なしで双方向通信ができます。
また、認証だけをNFCで行い、それから先をより高速なBluetoothやWi-Fiに通信を引き継ぐことができます。
■TFペイメントサービス株式会社について
- 社名
- TFペイメントサービス株式会社
- 本社所在地
- 東京都港区芝大門1-10-11
- 設立
- 2011年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 黒羽 二朗
- 事業内容
- インターネットを利用した情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、開発、インターネットを利用した商取引、決済処理に関する業務の受託およびその代行、集金代行業務、およびその周辺業務
TOPPANエッジ株式会社
経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>
※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。