ニュースリリース
日本カードネットワークとヨドバシカメラが出資し資本増強
サービス基盤強化へ、第三者割当増資を実施
―営業力強化と新規ビジネスモデルの構築を目的として―
2013年5月30日
TFペイメントサービス株式会社
TFペイメントサービス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 黒羽二朗、以下TFPS)は、トッパン・フォームズ株式会社、株式会社日本カードネットワーク、株式会社ヨドバシカメラの3社を割当先とした、第三者割当増資を実施いたします。TFPSは、NFC*技術を活用したクラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud/シンカクラウド」を2012年6月より提供しています。「シンカクラウド」は主に店頭での利用を想定する対面決済、インターネット上での利用を想定する非対面決済の2つの決済方式が利用可能です。両決済とも同じシステムで処理するため、煩雑な管理から解放されると同時に販売事業者の電子マネーの売上管理コストが削減できる点が高く評価されています。今回の増資によりサービス基盤の強化・加速を図り、電子マネー決済サービスとして展開済みの「nanaco」と展開準備中の「楽天Edy」に加え、他の電子マネーブランドとの提携を進め、利用者や販売事業者にとってより使いやすいサービスの提供に努めてまいります。
第三者割当増資の内容
- 募集株式数
普通株式 3,200株 - 募集株式の発行金額
1株につき10万円 - 払込期日
平成25年5月31日 - 割当先および割当を受ける募集株式の数(カッコ内は増資後の保有株式数と比率)
トッパン・フォームズ株式会社 1,600株(7,600株、82.6%)
株式会社日本カードネットワーク 800株(800株、8.7%)
株式会社ヨドバシカメラ 800株(800株、8.7%) - 増資後の資本金
4億6千万円(資本準備金1億6千万円)
以上
*NFC:Near Field Communicationの略。詳細については参考情報をご覧ください。
参考情報
■NFC(Near Field Communication:ISO/IEC 18092、21481)について
全世界で20億個出荷されている「MIFARE」の開発元であるNXP Semiconductorsと、日本やアジアで普及し、4億個出荷されている「FeliCa」の開発元であるソニー株式会社が共同開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格で、2003年12月に国際標準規格(ISO/IEC)で認定されました。
【NFCの基本性能】
- カードエミュレーション
「FeliCa」や「MIFARE」などのICカードとして機能します。 - リーダー・ライターエミュレーション
「FeliCa」や「MIFARE」などのリーダー・ライターとして機能します。 - 端末間通信
NFC対応の機器間で、煩雑な機器間の認証操作なしで双方向通信ができます。
また、認証だけをNFCで行い、それから先をより高速なBluetoothやWi-Fiに通信を引き継ぐことができます。
■TFPSについて
- 社名
- TFペイメントサービス株式会社
- 本社所在地
- 東京都港区東新橋1-7-3
- 設立
- 2011年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 黒羽 二朗
- 事業内容
- インターネットを利用した情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、開発
インターネットを利用した商取引、決済処理に関する業務の受託およびその代行
集金代行業務およびその周辺業務
※「Thincacloud/シンカクラウド」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。
※記載されている製品名などは、各社の登録商標あるいは商標です。
TOPPANエッジ株式会社
経営企画部広報チーム
本社:東京都港区東新橋1-7-3
TEL:03(6253)5730<代表>
※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なく変更されることがあります。