お知らせ
グローバル基準で内部統制を評価する「SOC2保証報告書」
ハイブリッドBPOの3サービスで新たに「SOC2 Type1」を受領
DPSとデジタルソリューションの計7 サービスで「SOC2 Type2」を継続受領
2025年10月15日
TOPPANエッジ株式会社
2025年8 月29日および9月30日、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANエッジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPANエッジ)は、内部統制の適切性と運用状況の有効性を評価したSOC2保証報告書を受領しました。
SOC保証報告書は、企業がある特定の業務を外部者から受託、提供する場合に、当該業務に関わる受託会社の内部統制の有効性について、監査法人や公認会計士が独立した第三者の立場から客観的に検証した結果を記載したものです。SOC保証報告書はSOC1、2、3、の3つに分類され、SOC2保証報告書では一般的にクラウドサービスプロバイダーなどが満たさなければならない基準(セキュリティ、可用性、処理の完全性、機密性、プライバシー)が定義されており、米国基準(SSAE18/AT-C205)および米国公認会計士協会(AICPA)が定めるSOC2Guideに基づき、情報セキュリティの領域を対象に受託サービスに関わる内部統制が評価されます。また、SOC保証報告書には、基準日時点における適切性を保証したType1と、一定期間における適切性と運用状況の有効性を保証したType2の2種類があります。
今回TOPPANエッジが受領した保証内容は以下の通りです。
今回受領した保証内容
■SOC2報告書(Type1)
受領日:8 月29日
対象サービス:ハイブリッドBPOの以下の3サービス
・ユーザーを一意に識別できるIDとして特定し、種々の手続きや情報管理を行う統合ID基盤サービス「IDaaS/アイダース」
・AI-OCR技術を活用し為替や振替、収納業務をワークフロー化して提供するサービス「AI-OCR/エーアイオーシーアール」
・通知物電子送付サービス「SpeedLetterPlus®/スピードレタープラス®」
クライテリア:情報セキュリティ、機密性、可用性
対象サイト:東京ビジネスセンター、汐留本社・汐留TEスクエア
評価基準日:2025年6月30月時点
■SOC2報告書(Type2)
受領日:2025年9月30日
クライテリア:情報セキュリティ、機密性、可用性
対象サービス:帳票に関する運用トータルサービス及び「+メッセージ」(※)関連の以下の7サービス
・データ・プリント・サービス(DPS®)
・スマートフォンを活用した証明書類の送付ソリューション「FastShot®/ファストショット®」
・スマートフォンを活用したマイナンバー収集ソリューション「FastNumber®/ファストナンバー®」
・帳票入力支援機能「FastEntry®/ファストエントリー®」
・各種帳票の電子通知サービス「WebBureau®/ウェブビューロー®」
・共通手続きプラットフォーム「AIRPOST/エアポスト」
・+メッセージ等のRCS およびSMSを利用したメッセージ配信サービス「EngagePlus®/エンゲージプラス®」
対象サイト:東京ビジネスセンター、汐留本社・汐留TEスクエア、豊洲事業所、滝山工場
評価対象期間:2024年4月1月~2025年3月31日
ハイブリッドBPOの上記3サービスにおけるSOC2報告書(Type1)を受領は今回が初、帳票に関する運用トータルサービス及び「+メッセージ」関連業務におけるSOC2報告書(Type2)の受領は、2021年から継続してとなります。
TOPPANエッジは、TOPPANグループの一員として、DPSやデジタルソリューションなど長年に渡り預託個人情報を取り扱う事業を展開しています。個人情報取扱事業者として最高水準の情報セキュリティの運用や「SOC2保証報告書」の継続的な受領により、お客さまにとっても社会にとっても欠くことのできない「信頼されるパートナー」であり続けるため、さらに情報セキュリティ体制の維持・強化に向けた取り組みを推進していきます。
※「+メッセージ」:NTTドコモ、au、ソフトバンク、およびそれらの回線を利用するMVNO(格安SIM事業者)が提供する、電話番号を宛先にして長文メッセージ、写真、スタンプ、動画などを送受信できるメッセージアプリ。
以上